ゆめみどり学生指揮者論(仮)

中2~大4 学生指揮8年分の備忘録

ゆめみどり学生指揮者論

左手の練習の話

指揮を振ってるとそのうち左手を使いたくなります。 というか、指揮法教程を完璧にこなしたとしても、右手の動きは完全に基礎をマスターすることが出来ますが、左手は基本位置(おへその辺り)で固定された状態になってしまいます。 指揮法教程p.210の言葉を…

指揮者は時間の魔術師であるっていう話<前編:魔術師としての責任の話>

指揮者は時間の魔術師である なんて書くと、また何を大げさなことをっていう風に思われるかもしれないですね。 今回はその概念的な話をしていきましょう。具体的な技術の話は後編で。 <後編書いたらここがリンクになります> *** まず初めに、音楽の定義…

指揮者の基礎練の話

羽生結弦選手が素晴らしい言葉を残してくださいました。 『芸術とは明らかに、正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力が無いと、芸術として成り立たないと思っています』 もうまさにその通りでしょう。基礎に勝るものはありません。 で、指揮…

指揮は誰でも振れるけど指揮者にはなれるわけではないっていう話

指揮は誰にでも振れます ……というのは、「あんまり表立って言われない一方で、みんななんとなくそんな気がしているような話」のうちの一つなような気がするんですがいかがでしょうか。 指揮って、拍子と振る時の腕の軌跡さえコピーすれば(振り方そのものが…

どんな学生指揮者でもプロの指揮者に勝つことができる話

日本全国といわず、世界中の「学生指揮者」は、必ず、目の前にいる顧問の先生だけでなく、世界中のどんなプロの指揮者にも勝てる要素を1つはもっています。 というのが、持論です。 学生指揮者というと、指揮者としては完全に未熟者であり、技術面でプロの指…

学生指揮者としてのBe a Music……っていう話

Be a Music 自分が指揮を振り続けている中でたどり着いた結論のうちの一つです。 音楽になれ。 指揮者として曲を完成させるにあたって必要なのは、曲の完成点を自分の中で明確に定めて、そしてそれに向かってバンド現状と理想とのギャップを計測して練習内容…